沖縄名産品【泡盛】美味しさの秘密
沖縄の名酒・泡盛は、米を原料とし、黒麹によって発酵させたもろみを蒸留した蒸留酒です。その歴史は古く、日本の文献では、大阪夏の陣の7年後、慶長17年(1612)に鹿児島の島津氏によって「琉球酒」の名で幕府に献上されたことが記されており、寛文11年(1671)以降は「泡盛」と称されるようになりました。
ほとんどの泡盛は、蒸留して3年未満の「一般酒」ですが、蒸留から3年を経過した泡盛は「古酒」と称されて珍重されます。沖縄では、泡盛を甕やビンに入れて寝かせ、寝かせば寝かせるほど熟成して香りが甘くなり、舌触りがまろやかになります。嘉永6年(1853)、浦賀来航に先立って那覇を訪れたペリーは、泡盛の古酒による歓待を受けて、その風味を「まるでフランスのリキュールのようだ」と書き記しています。
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泡盛は、その味わいや香りだけでなく、低カロリーであることも大きな魅力です。蒸留酒である泡盛には、日本酒・ワインなどの醸造酒のような糖質やたんぱく質が含まれていません。そのため、カロリーの低いお酒として、女性にもファンが増えています。しかも、血液中の血栓を溶かして血液をサラサラにする効果が、他の酒類に比べて格段に高く、ヘルシーなお酒という定評を得るようになりました。
個性ある多彩な泡盛の中から、お好きな一品を。水割り、ロック、炭酸割り、お湯割り、カクテル……お好きな飲み方でお楽しみください。
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